早くも「年末年始商戦」食卓を彩るクリスマスケーキやおせち トレンドや物価高騰の影響は 大分
ハンモックといえば木や柱などに両端を吊るしてゆらゆらと楽しむものだが、大分市の会社が、水に浮かぶ水上ハンモックを開発。
特許も出願中というその商品。実は意外なもので出来ていた。
ーー体験した女性
「プールで寝るという体験を私はしたことがなかったので、こんなことが出来るのかという感動です。」
水の上でぷかぷかと…ハンモックのように寝る事ができるこちらの商品。
大分市内の企業が開発した「リラもっく」。
リラもっくは別府市の高級リゾートホテルのプールや家族風呂で、試験的に無料でレンタルをしている。
商品はMとLの2種類あり、Lサイズだと大人2人が乗っても大丈夫!
ーーANAインターコンチネンタル宿泊部 小池夏希さん
「すごくリラックスできるということで大変好評いただいたのと、家族連れのお客様が多かったのでお子様にも人気でした。」
ーー体験した女性
「普通にプールに入るのとはまた違ったリラックス、安心感というのがすごく心地が良いです。」
TOSの記者も体験。
ーー山路謙成記者
「気持ち良いですね。実はこのマット、工事現場でも使われている、ある素材で作られているんです。」
開発したのは土木建築用の資材を取り扱う大分市の企業「コテガワ」。
リラもっくに使われているネット、実は工事現場などで使用される落石防止用のネットで、熊本城の石垣の補修工事でも活用された。
ペットボトルと同じ素材で作られていて、強度があり、さびないのに加え、その軽さも特徴のひとつ。
同じ大きさの金属製のネットと比較してみると…重さはおよそ10分の1以下。
これがリラもっくが水に浮く秘訣。
開発のきっかけとなったのは、ため池に人が転落してもおぼれないよう池のふちにネットを張る工事だった。
ーーコテガワ 小手川昌次社長
「そこで人が乗って沈まないかという実験をしたときに、乗っている人がとてもリラックスしている姿を見て、そこでこれはリラックスグッズとして商品化できるのではというところがスタートです。」
斬新なアイデアと4年の月日をかけて開発された水上ハンモック。
現在、特許を出願中で2022年から販売する予定だ。