ー22℃肉の自販機“ど冷えもん”日田市のキャンプ場に登場

2021年11月01日 14:00更新

【2021年9月取材】

 

大分の話題をお届けするジモコレ。

今回は日田市から。キャンプ場にユニークな自動販売機が登場した!

 

“バーベキューの新しい楽しみ”

 

日田市前津江町にある「スノーピーク奥日田」。

標高950mにあり高原ならではの空気と景色が魅力のキャンプ場。

 

 

この日は家族連れなどが感染対策に気を付けながらキャンプを楽しんでいた。

 ーー訪れていた人は

「楽しいです。肉を焼いたりラジコンで遊んだりするのが楽しみです」

「すごく気持ちいいです。きょうはお肉を焼こうかなと思っている」

 

キャンプの楽しみの1つがバーベキューだが実はこちらのキャンプ場、そのお肉を自動販売機で買えるのだ! 

 

 

その名も「ど冷えもん」。

「ドラえもん」が持つたくさんの秘密道具が入った四次元ポケットのように色々な種類のお肉などを販売している。

 

厚みのあるステーキ肉に、地元産の柚子胡椒を練り込んだぐるぐるウインナー。

いずれも日田市内の焼き肉店などで提供されている商品、マイナス22度で保管している。

 

 

――購入者は

「買いました。ぐるぐるウインナーを。たまに食材が足りないなと思う時があるので自販機なので24時間あいてるからとても便利」

 

気になるお味はー

 

こちらは地元で獲れたイノシシの肉。

 

 

30分ほど自然解凍した後、炭で焼くといいそうだが気になるそのお味は…。

 

――記者

「イノシシのばら肉をいただきます。歯ごたえがしっかりあって脂身があっさりしてて美味しい」

 

 

コロナ禍のピンチがきっかけに

 

設置したのは、地元でゆずこしょうを製造・販売している梶原和人さん。

飲食店にゆずこしょうを卸しているが、新型コロナの影響で売り上げは激減。

 

冷凍自動販売機の存在を知り取引があった飲食店などに声をかけキャンプ場に設置させてもらった。

 

 

――梶原食品 梶原和人代表

「コロナの影響でうちの売り上げとか市内の飲食店も売り上げがかなり厳しいのでなにかこう(できることが)ないかなというところ。ここに来れば楽しいぞというのが皆さん分かってもらえると嬉しい」

 

8月下旬に設置して以降、評判も上々だというこの「ど冷えもん」。

キャンプの楽しさアップに一役買ってくれそうだ。

 

【2021年9月取材】

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