県産品を台湾に売り込み 農林産物の輸出額は10年連続で過去最高を更新 更なる販路拡大へ 大分
大分空港との間で直行便が運航されている台湾で大分県が行ったプロモーション活動についてのシリーズ企画。
今回のキーワードは「半導体」です。
台湾企業の誘致に向けた取り組みをお伝えします。
2025年4月に就航した大分と台湾を結ぶ直行便。
現在、水曜日と土曜日に運航されていて、この便で佐藤知事や県の職員、経済団体の関係者などが台湾に向かいました。
大分空港からおよそ2時間半で台湾桃園国際空港に到着します。
台湾の面積は3万6000平方キロメートルと九州よりやや小さいくらいの大きさで、人口はおよそ2300万人。
日本との時差は1時間です。互いに多くの観光客が行き来し、経済の交流も活発に行われています。
◆TOS岡村誠之記者
「台北市内のホテルのこちらの会場ではこれから、台湾の半導体企業などに向けた説明会が行われる」
県内に台湾企業を誘致しようと、「企業立地セミナー」と銘打って開かれた説明会。現地の半導体企業などの関係者110人が参加しました。
自動車やスマートフォンなど様々なものに必要不可欠で、“産業のコメ”ともいわれる半導体。
熊本県には、顧客の注文を受けてつくり供給する受託生産の世界最大手、台湾のTSMCが日本初となる工場を建設し稼働しています。
◆TOS岡村誠之記者
「半導体製造の世界的企業TSMCの本社に来ている。周辺には関連の大きな建物がずらりと並んでいる。この世界屈指の企業の工場が熊本に建設されたことで県内でも半導体関連企業の誘致の機運が高まっている」
半導体業界の巨人・TSMCの本社は台湾北部の新竹市にあります。
一帯は「新竹サイエンスパーク」と呼ばれ、600を超える企業が集まるハイテク産業の中心地となっています。
◆おおいた半導体デジタルネットワーク企画委員長 鈴木清己さん
「大分県に拠点を置き、九州へ、日本へ、全国にビジネスを広げる。台湾企業の皆様には是非、可能性を見てもらいたい」

説明会では、大分県は1970年代に大手の半導体関連企業が進出して以降、地元の企業も育ち、50年以上に渡り培われてきた技術や人材、企業の繋がりがあるとアピール。
佐藤知事も台湾との間の直行便の運航や熊本方面へとつながる中九州横断道路の整備が進んでいることなどを説明していました。
また、台湾企業の経営者などと情報交換を行う個別面談も行われました。
◆半導体関連企業の会長
「2025年に(熊本に)工場とオフィスを設置した。九州シリコンアイランドということで、九州全般的に展開しようとしている。その中で、熊本だけじゃなく大分も1つ念頭に入れている」
◆AI関連企業の経営者
「生活する環境や産業の未来性などを見たら大分も候補になる」
台湾でのこの説明会は2026年で3回目ですが、年々、参加者が増えているということです。
◆県商工観光労働部企業立地推進課釘宮孝弘さん
「大分・九州に対する興味や関心が非常に高まっているのではないかと思っている。今後の実際の大分県への立地に繋げていければ」
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TSMCの熊本進出で九州では半導体産業の熱が高まっていますね。
◆TOS岡村誠之記者
「企業の誘致、人材の確保など九州各県の競争が激しくなっています。県は、半導体産業の基盤が整っていることに加え、食や温泉といった従業員などが生活 する上での環境もアピールしています。大分の魅力をどう届けるのか。今後の取り組みが重要だと思います」

