県産品を台湾に売り込み 農林産物の輸出額は10年連続で過去最高を更新 更なる販路拡大へ 大分

2026年10月15日 15:30更新

大分空港との間で直行便が運航されている台湾で、大分県が行ったプロモーション活動についてのシリーズ企画。

 

 

今回は「県産品の販路拡大」についてです。

 

 

現地では様々なアピールが行われました。

 

 

 

大分空港から直行便で2時間半。台湾へ…。

 

 

プロモーションの舞台は台湾の政治・経済をけん引する大都市・台北市です。

 

 

◆TOS岡村誠之記者

 

「多くの人が行き交う台湾の中心部。 こちらの場所にあるデパートの中で、 これから県産品のPRが行われる」

 

 

会場を訪れたのは佐藤知事のほか県内の町長や村長たち。

 

 

◆佐藤知事

 

「魚の関あじ、関さば、ブリそしてナシをはじめとした果物。シイタケなど沢山の特産品がある」

 

 

「トップセールス」と銘打ち、それぞれがカボスジュースのほか大分の食や観光についてまとめたガイドブック、オンラインショップのチラシを配りました。

 

 

また、県産の酒やお茶の試飲コーナーが設けられ、台湾の人たちがその味を堪能していました。

 

 

◆梅酒を試飲した人は

 

「梅酒は飲んだことがある。これは美味しい」

 

 

「おいしい ありがとう」

 

 

 

 

 

一方、ハローキティがやってきたのは台北市のホテル。

 

 

県産品を使った料理を提供する夕食会が開かれ、会場を盛り上げました。

 

 

用意されたのは、おおいた和牛に…養殖ブリ、そして、大入島オイスターも。

 

 

現地の行政や経済団体、飲食・貿易、メディア関係者などおよそ100人が参加していて、7品目の県産品を使ったコースメニューと県産の酒が振る舞われました。

 

 

こちらは、県内の農林水産物の輸出額の推移です。2025年度は59億円と10年連続で過去最高を更新。内訳を見ると中国、韓国に次いで台湾が3番目に多くなっています。

 

 

 

 

 

更なる販路拡大へ。

 

 

今回のプロモーションにはおおいた和牛の生産者も参加し、飼育にかける熱い思いを伝えていました。

 

 

◆合同会社朝地牛 代表羽田野利夏さん

 

「おおいた和牛の中のあさじ牛という形で育てている」

 

 

檀上に立っていたのは、豊後大野市朝地町で牧場を経営している羽田野利夏さんです。

 

 

従業員とともに130頭以上の牛を育てています。牛舎のスペースを十分に保ったり、牛同士が傷つけあうのを防ぐために通常切る角を、切らずに育てたりと極力、ストレスをかけないようこだわっています。

 

 

◆おおいた和牛の生産者羽田野利夏さん

 

「やはり牛が第一なのでストレスが掛からない飼育方法とか、とにかく大事にという思いで育てている」

 

 

愛情をもって育てた牛の魅力を多くの人に知ってもらいたい。従業員も今後の海外への展開を期待しています。

 

 

◆牧場の従業員

 

「日本の和牛と言えば、松坂牛とか神戸ビーフとかそっちの方が名前が上がることが多いので、どこかで悔しい部分もあるので、海外の人とかみんなに日本の和牛と言えば『おおいた和牛』『あさじ牛』と言ってもらえるようになれば一番いいと思っている」

 

 

台湾の会場で、羽田野さんが一生懸命PRしたおおいた和牛。

 

 

その味は、好評でした。

 

 

◆雑誌の編集長

 

「おおいた和牛がとても美味しくて柔らかい印象が強い」

 

 

◆旅行会社の人

 

「牛肉もおいしい。うま味がある」

 

 

 

 

 

◆おおいた和牛の生産者羽田野利夏さん

 

「海外でも勝負できるんだという手応えをすごく感じている。実際に皆さんが美味しいと食べてくれる姿を見られてまた頑張ろうと思った

 

 

この日は、ブリの解体ショーも行われ、大分の“食”の魅力を様々な形でアピールしていました。

 

 

◆TOS岡村誠之記者

 

「円安が取りざたされる中、海外への輸出という面では追い風となります。

 

 農林水産業などでは生産コストの上昇や後継者不足など様々な課題があり、こうした海外への新たな販路拡大は重要になってくると思います」

 

 

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