豆乳を日本一愛する「大分県民」平均で年262日?背景には日常に根付いた食文化・大分

2026年10月13日 09:20更新

今回は「大分県民が全国で最も豆乳を飲んでいる理由の取材」です。

 

 

大分県=豆乳とは意外な気もするが。

 

 

2026年2月に食品メーカーのマルサンアイが実施した「日本列島豆乳県民調査」によると、豆乳を飲んでいる人の中で、大分県民の年間平均摂取日数が「262日」でトップだというのです。

 

 

なぜなんでしょうか。

 

  

街の声は「健康志向」

 

街行く方々に「なぜ大分県が豆乳摂取日数日本一だと思うか」を聞いてみることに。

 

 

すると、多くの人から「健康意識が高いからじゃない?」という声が聞かれました。

 

 

「おじいちゃんおばあちゃんが大分には多いから、健康志向なんじゃないかな」と話してくれる方も。

 

 

なるほど、長生きの秘訣として豆乳を選んでいるイメージ、確かにありますね。

 

 

実際に豆乳を飲む理由を聞いてみると、「普通のミルクより栄養価が高そう」「脂肪分が低めでいいんじゃない?」といった、健康を意識した意見がほとんどでした。

 

 

しかし、街中での調査だけでは、謎の真相にまで辿り着けそうもありません。

 

 

 

そこで、私たちは大分市で大豆製品を取り扱う「豆の力屋」にお邪魔しました。お豆腐を中心に、お惣菜やスイーツを扱っているお店です。

 

 

お店の方に、大分県が豆乳の年間摂取日数で日本一だということをご存じか尋ねてみると…。

 

 

お店の方:

 

「いや、まったく知らなかったです。びっくりしました。全国1位っていうのは」

 

 

お店の方も驚きの事実だったようです。

 

 

ここで、そもそも豆乳とはどんな飲み物なのか、基本から教えてもらいました。

 

 

お店の方:

 

「本当にシンプルな材料で、大豆を1日水につけて、それを炊いて絞ったものが豆乳。で、残りカスが”おから”になります」

 

 

なるほど、お豆腐の原料であり、豆腐になる前のものが豆乳なんですね。

 

 

 

豆の力屋では、そんな豆乳を使ったお惣菜やデザートも販売しています。

 

 

例えば「豆乳グラタン」。

 

 

ホワイトソースに豆乳を使うことで、牛乳100%よりも後味がすっきりする効果があるのだとか。

 

 

牛乳を使う料理を豆乳に置き換えることで、ヘルシーになったり食べやすくなったりと、家庭でも気軽にアレンジしやすいのが魅力のようです。

 

 

 

本題とは少しそれますが、豆乳の魅力を探るべく、人気商品を試食させてもらいました。

 

 

まずは、お豆腐を作るための濃いめの豆乳からいただきます。

 

 

竹尾:

 

「大豆の風味がめっちゃくちゃ濃く、口の中入っていきます。ドロドロする感じかなと思ったら、すっきりと入ってくる」

 

 

豆の力が体に染みわたるようです。

 

 

 

続いては「黒豆寒天コーヒーゼリー」です。コーヒーの香りに加え、黒豆の和の感じも入ってきて、豆乳の味のバリエーションの広さに驚かされました。

 

 

店の人は、大分県民が豆乳をよく飲む理由として、次のように考えているそうです。

 

 

店の人:

 

「食への関心とか、健康への意識が、大分県の方高いんじゃないかなと。そうなると、やっぱり大豆っていう健康的な食べ物に行き着いて、摂りやすいってことで、豆乳を飲まれる方も多いのかなという気がします」

 

 

健康には気をつけたいけど、おいしいものは食べたい。

 

 

そんな願いを豆乳が満たしてくれているのかもしれません。

 

 

 

メーカーに直接聞いてみる

 

ここで、ランキングを調査した豆乳メーカー「マルサンアイ」を直接、取材。

 

 

最初からこうすればよかったのでは…と思いつつも、早速お話を伺います。

 

 

竹尾:

 

「どうして大分がそんなに豆乳愛があるというか、1位なのかっていうのは、調べはついてるのかなと思って聞いたんですけど」

 

 

メーカーでは、2つの理由を考察しているそうです。

 

 

まず1つ目は、食文化との関連です。

 

 

メーカー担当者:

 

「九州地方は、醤油だったり味噌の消費量がすごく高い地域になってまして。醤油や味噌は大豆を原料とする調味料になりますので、大豆食品というところで、皆さん、日常に根付いているんじゃないかなっていうのが、まず1つの考察になります」

 

 

 

そしてもう1つは、大分ならではの文化です。

 

 

メーカー担当者:

 

「大分県、温泉のイメージがすごく強くて、体を大切にいたわるみたいなところ。豆乳もとても栄養が豊富な食品になりますので、やっぱり食からも意識があるのではないかなというふうに考えました」

 

 

昔ながらの慣れ親しんだ大豆食文化と、体をいたわる健康への意識。この2つが結びつく場所として、大分という土地があるのではないか、というのがメーカーの見解でした。

 

 

 

日本一の座はしばらく安泰?

 

ちなみに、この調査は毎年行われるものなのでしょうか。

 

 

メーカー担当者:

 

「県民調査は今回やってみて来年やってもそんなに変わらないかなとは思っているんですけれども」

 

 

ということは、少なくとも次の調査までの間は、大分県が日本一ということになります。

 

 

今回の調査で、大分県が豆乳摂取日数で全国一位の理由は、「大豆食品に親しみ深い食文化」と「健康志向な県民性」にあるのでは、という結論に至りました。

 

 

豆乳には植物性タンパク質をはじめ、大豆イソフラボン、鉄分、亜鉛、マグネシウムなど様々な栄養素が含まれているそうです。そのまま飲むのはもちろん、コーヒーやスープに加えたり、和洋中どんな料理にも合うのが特徴です。

 

 

皆さんも、この機会に豆乳を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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