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地域活性化に向けた大分県杵築市の取り組みについてです。
打ち出しているのが薬の材料となる「生薬の郷」。それらを生かしたクラフトコーラなどが製造・販売されています。
その思いなどを取材しました。
城下町の風情が残る杵築市。
その山合いに広がる畑ではキキョウが満開の時期を迎えています。ただ、栽培の目的は花の部分では無く…。
◆杵築市役所農林水産課松成茂さん
「根っこの細い部分を使っている。乾燥した状態で直径が1cmぐらいのものは生薬になるし5mmから1cmぐらいのものは龍角散のど飴のような食品に使われる」
薬の材料となる「生薬」で地域を活性化しようという取り組みを市を挙げて行っているんです。
きっかけは12年前。
生薬の業界団体と国内最大手のメーカー向けに生薬を販売する協定を結び市内で栽培を始めました。
最も多く栽培しているのがキキョウで畑は当初、1400平方メートルほどでしたが現在はその10倍以上に広がっています。こうした生薬を一般に向けた地元の特産としても打ち出したい。
そこで作られたのが…。

クラフトコーラ。
その名も「城下町コーラ」です。
生薬としても使われる地元産のヨモギなど4種類のハーブに市の特産、ミカンなどを使っています。
気になる、お味は…。
◆TOS刀祢優月記者
「飲みやすくほのかに柑橘の香り。生薬由来の奥深い香りが鼻から スーッと抜けていく感じ。後味すっきりでとてもおいしい」
開発の中心となった市内の薬剤師、小路晃平さんです。薬の専門家としての知識を活かしながら20回以上、試作品を作ったそうです。
◆つきの薬局 小路晃平さん
「和ハーブのまろやかな良さをどう引き立てるか、そして杵築のみんなに味として合うものをというので味を決めるのにとても苦労した。そういった柑橘の特徴があってハーブの特徴があってというクラフトコーラはなかなかないのではと思っている」

さらにことし、新たに誕生したのが…「城下町コーラのど飴」です。
昔からのどに良いとされているキキョウをメインに城下町コーラにも使っているスパイスを配合し独特の風味と食感が楽しめます。
◆TOS刀祢優月記者
「サクサク。コーラ味だが段々と口いっぱいに生薬の香りが広がっていく」
◆つきの薬局 小路晃平さん
「杵築でこういったキキョウの取り組みがあるんだというもっと認知度を高めて杵築外の人も杵築で薬用植物の 取り組みをしているんだともっと認知度を広げていければと思っている」
「生薬の郷」を打ち出し地域活性化を目指す杵築市。それらを生かした商品が地域を元気付けることが期待されます。
