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2026年4月から全国の自治体で始まった「こども誰でも通園制度」についてです。
この制度では保護者の就労の有無に関わらず生後6か月から3歳未満の子供を保育園などに月10時間まで通園させることが出来ます。
子供の成長に繋げられる一方で、制度開始から2か月が経ち課題も見えてきました。
現状を取材しました。
大分市の認定こども園を訪れた親子。こちらのお母さんは2歳7か月の長男をこども誰でも通園制度を利用して5月から週に1回、2時間ほど預けています。
◆制度を利用している人
「時間も自分で選べて日にちも選べるのですごく便利。両親も遠方にいて頼れないので自分の用事を済ませるのにすごく助かっている」
こども誰でも通園制度は保護者が働いていなくても生後6か月から3歳未満の子供を月に10時間まで保育園やこども園などに預けられる制度です。
子供に集団生活などの社会経験を積ませて成長を後押しするとともに、保護者の育児負担を減らすことも支援します。
大分市では2025年6月から試験的な運用が始まり、2026年4月から本格的に実施されています。
現在、市内14の保育園などで受け入れていて定員は39人、事前の申請が必要で料金は無料です。

◆坂ノ市こども園巌水顕道園長
「社会的な経験を子供に積ませたいと思って通わせている親が多い。親がどういった状況でも使えることで園としては家庭の子供のサポートができると思っている」
一方で制度を利用できる園は大分市内では全体の1割にも達しておらず、課題を指摘する声も。
◆ごとう幼稚園朝来野早苗園長
「いい制度だと理解はしているが、私たちの幼稚園では空き部屋がないということと関わる職員が不足しているというところが大きな理由」
ごとう幼稚園ではパートも含めて職員は36人で現在通っている子供たちは163人。
制度を利用する子供を新たに受け入れる余裕は無く今のところ制度に参加する予定もないということです。
◆ごとう幼稚園朝来野早苗園長
「一番の問題はやっぱり人材不足だと思う。そこを市として力を入れてもらえれば。いい取り組みだと思うのでこの取り組みがもっとスムーズにいくのではないか」
こうした課題について市の担当者は。
◆大分市 子ども入園課衛藤雅輝さん
「園ごとで事情がいろいろあると思うので、状況としては条件が合うところに協力をお願いしている。将来的には令和11年度末までには、104人の定員確保を目指して施設に声掛けをして協力をお願いしている」
子供たちの成長を後押しするために始まった「こども誰でも通園制度」。
より多くの人が利用しやすくなるよう人材確保などの課題に取り組んでいく必要がありそうです。
