戦車で砲弾破裂 陸自隊員4人死傷 住民からは不安の声…発生当日の動きまとめ 大分・日出生台演習場

2026年04月21日 19:50更新

1日午前、大分県の陸上自衛隊の日出生台演習場で戦車の射撃訓練中に砲内で砲弾が破裂し隊員3人が死亡、1人が重傷となっています。中継を交えて最新情報をお伝えします。

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「日出生台演習場の入り口に来ています。入り口付近には駐車場があり自衛隊の車両が現在、数十台並んでいます。演習場はこちらから奥の山の方に向かって広がっていて、総面積は約4900ヘクタールと陸上自衛隊の演習場では西日本最大の広さです。この演習場内で行われていた戦車の射撃訓練中に砲内で砲弾が破裂し隊員3人が死亡、1人が重傷となっています。

 

 

わたしは正午ごろからこの演習場の入り口付近にいますが自衛隊車両が出入りする様子や複数の隊員が車両の整備をする様子などが見られました。この周辺に住む住民の方に話を伺ったところ『救急車のサイレンが近くで止まったので演習場内で何かあったのかと思っていた。ニュースで知って驚いた』『80年ほどこの場所に住んでいるがこういった事故は初めて』『実弾を使った訓練は怖い』などと言った声が聞かれました」

 

 

 

戦車の訓練中に4人が亡くなるという痛ましい今回の事故。

 

21日の動きをまとめました。

 

 

◆TOS大津厚一カメラマン

 

「日出生台演習場が見える高台から撮影しています。戦車が並んでいるほか隊員とみられる人たちの姿も確認出来ます」

 

 

自衛隊によりますと21日8時40分ごろ戦車隊による射撃訓練を実施していたところ、砲内の砲弾が破裂しました。そして隊員3人が死亡、1人がけがをしたということです。亡くなったのは45歳の2等陸曹、浜辺 健太郎さん、31歳の3等陸曹、高山 新吾さん、そして同じく3等陸曹の金井 効三さん30歳です。

 

 

21日の訓練は最新の10式戦車3両が使われていて、4人は同じ車両に乗っていたということです。

 

 

今回の事故を受け荒井幕僚長は会見を開き謝罪しました。

 

 

◆陸上自衛隊 荒井正芳陸上幕僚長

 

「地元を始めとする国民の皆さんにご迷惑、ご心配をおかけして誠に申し訳ありませんでした」「どういう風な状況だったかというのは今後の調査で明らかにしていきたい」

 

 

突然の事故に演習場周辺に住む人からは驚きの声が聞かれました。

 

 

◆地元の人は

 

「暴発っていうのは初めてこういう事故は。こういう事故があったら困る」

 

 

「やっぱり危険なんだなと思った。ほんの20、30キロ先で事故があると思うとやっぱりこわい」

 

 

 

 

 

今回の事故を受け、大分県の佐藤知事は21日の定例会見で次のように話しました。

 

 

◆佐藤知事

 

「外の方にまでは影響は今回は出てはいないということでありますが、原因究明をしっかりしていただいて再発防止をしていただくということ、それから住民の皆さんの不安に対してはしっかり説明をしていただきたいとい思います」

 

 

また小泉防衛大臣は次のようにコメントしました。

 

 

◆小泉進次郎 防衛大臣

 

「事実関係の詳細や原因については現在確認中です。防衛省、自衛隊として本事案の原因究明に努めるとともに安全管理の徹底に努めてまいります」

 

 

高市総理もSNSで政府として原因を究明することを表明しました。

 

 

今回の事故を受け、陸上自衛隊は10式戦車に加え、同じ砲弾を使っている90式戦車の訓練を中止したということです。

 

 

陸上自衛隊の西部方面総監部は事故調査委員会を立ち上げて当時の状況や原因を調べています。

 

 

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