ニセ警察詐欺 60代男性が134万円の被害 SNSアプリでやりとり “逮捕状”の画像が送られ 大分

2026年04月10日 11:10更新

大分県日田市に住む60代の男性が134万円をだまし取られるニセ警察官の詐欺被害にあったことがわかりました。

警察によりますと4月2日、男性の携帯電話に総務省を名乗る男から電話がかかり「あなた名義の電話番号から、大量に悪質なメールが送られている。犯罪に使われているので、あなた名義の電話番号をすべて止める。静岡県警の人に代わるので被害届を出してくれ」などと言われました。

電話を代わった静岡県警の警察官を名乗る男から今後のやり取りをする手段としてSNSアプリの「シグナル」をインストールするよう指示されました。

その後、男性は身の潔白を証明しようと、シグナルで通話しながら男とやり取りしていましたが、4月7日に男から「あなたに対する逮捕状が出ている。逮捕を止めるため、あなたから検事に優先捜査のお願いをして下さい」などと言われました。そして、検事を名乗る男とシグナルでやり取りを始めると、「逮捕状」と称する画像が送られてきたということです。

さらに、検事を名乗る男は「金融庁で資金調査をするので、持っている口座のお金を指定する口座に移してもらいたい。お金は国のサイバーセキュリティが守ってくれるので後から返ってくる」などと伝えました。その話を信じた男性は、指定された口座に2回に分けて、合計134万円を送金したということです。

その後、男性からこの話を聞いた家族がインターネットで検索して調べたところ、詐欺の手口だと分かり、被害に気が付いたということです。

警察は「警察官がSNSのアプリをインストールさせて連絡の手段にしたり、逮捕状の画像を送信することはない。お金を渡したり振り込む前に警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

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