八田與一容疑者が重要指名手配 別府ひき逃げ事件被害者(23)新たな挑戦へ 命奪われた友人への思い語る

2026年03月26日 19:00更新

八田與一容疑者が重要指名手配されている大分県別府市のひき逃げ事件で被害にあった男性が先日、大学を卒業しました。

 

 

就職を機に県外へと旅立つ男性は亡くなった友人に今後の活躍を誓っていました。

 

 

 

24日、空港には大きなリュックを持った1人の男性が。特別な思いを胸に旅立ちの時を迎えました。

 

 

◆ひき逃げ事件の被害者(23)

 

「全く知らない土地に行くので人脈とか全て一から作り上げないといけない。夢に向かって自分を磨いていけるようなこれからの社会人生活にしたい」

 

 

いまからおよそ4年前の2022年6月、男性は別府市野口原の交差点でバイクに乗っていたところ車に追突され、けがをしました。

 

 

そして、一緒にいた友人は命を奪われました。

 

 

車を運転していたのは八田與一容疑者。警察は殺人と道路交通法違反のひき逃げなどの疑いで重要指名手配し現在も行方を追っています。

 

 

 

 

 

 

 

当時、大学2年生だった男性はこの春、大学を卒業しました。卒業式の朝訪れたのは八田容疑者にひき逃げされたあの事故現場です。

 

 

◆ひき逃げ事件の被害者

 

「いろんなことがあった4年間だった。やっぱり自分の晴れ舞台も彼に見せたかった」

 

 

将来の夢をよく語り合っていたという2人、一緒に大学を卒業することは叶いませんでしたが男性の心には常に亡くなった友人がいたといいます。

 

 

◆ひき逃げ事件の被害者

 

「この事件発生からの時期、卒業までは、彼と一緒に歩んできた3年半4年くらいだった。一番最初に彼に顔を見せに来ようと思っていたし、いろいろ回想しながらこんなことがあったなとか、こういうことを一緒にやりたかったなとか語り掛けた」

 

 

 

 

 

 

男性はこの春から就職のために県外に移り、新生活を始めます。

 

 

大切な友人を失った悲しみは癒えることはありませんが前を向いて歩みを進めようとしています。

 

 

◆ひき逃げ事件の被害者

 

「ずっと大分で過ごしてきたので生まれてから楽しい気持ち、ワクワクが8割、緊張や不安ドキドキが残り2割ぐらい。僕はどこに行っても元気でやっていくつもりなので胸張って『行ってきます』という感じ」

 

 

 

事件発生から2026年6月で4年。

 

 

県警によりますと、この事件に関する情報提供は2月末時点であわせて1万2479件寄せられていますが、有力な手掛かりは見つかっていません。

 

 

被害にあった男性が、亡くなった友人への思いを胸に新たなステージへと進む中、ひき逃げ事件も1日も早い解決が待たれています。

 

 

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