八田與一容疑者の手掛かり求め県警が別府湾で堆積物を捜査 捜査員が現地で確認 別府ひき逃げ・大分

2025年11月07日 11:35更新

大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件で容疑者の手がかりを探すため県警が海の堆積物を調べていることが分かりました。

◆TOS刀祢優月記者(11月4日午前)
「私の奥に見えるのが別府湾です。現在、漁船25隻による海底清掃が行われている」

この事件は2022年6月、別府市野口原の交差点でバイクに乗っていた男子大学生2人が車に追突され死傷したものです。

県警は殺人やひき逃げなどの疑いで重要指名手配されている八田與一容疑者の行方を追っています。



こうした中、八田容疑者の手がかりを探すため県警が海の堆積物を調べていることが捜査関係者への取材で分かりました。関係者によりますと県が漁師と協力して行っている海底清掃で回収されたものを県警が確認しているということです。

◆TOS児玉直輝記者(11月7日午後)
「海から回収された蓄積物が続々と運ばれてきていて県警による確認作業が行われているとみられる」

海底の清掃は7日も行われていて漁港に戻ってきた船からは様々な堆積物が陸揚げされていました。

現地には、県警の捜査員が訪れていて堆積物に八田容疑者に繋がる手掛かりはないか確認を行っているようでした。

県警は八田容疑者が海へ入って逃げた可能性も視野に捜査を進めています。

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