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2025年11月、大分県大分市佐賀関では大規模な火災が発生し、現地では今、復旧復興に向けた取り組みが進められています。こうした中、別府市光町では13日夜、20棟以上が全焼した火災から16年を迎えました。
あの日の火災の恐ろしさを教訓として伝えていこうと住民たちは地道に活動を続けています。
13日夜の別府市光町です。地元住民たちが呼びかけていたのは「火の用心」。16年前の出来事を忘れないように毎年1月13日に行っている活動です。
◆TOS御手洗慶子記者
「別府市の光町です。現在も広い範囲で火が燃え上がっているのがわかります。 現場は焦げ臭いにおいが立ち込めています」

2010年1月13日午後10時ごろ発生した光町の火災。共同住宅から出た火は木造の建物が密集しているこの地区に燃え広がりました。23棟が全焼、2人が死傷する被害が出ました。
◆TOS佐野格記者
「16年前の火災を伝える記念碑がこちらの公園にはこうして残されています」
あの日から16年。光町には今、建て替えられた住宅が立ち並んでいます。
ただ、火災の恐ろしさを風化させないように、毎年1月13日を「防災の日」として、火の用心を呼び掛けています。
◆光町1区自治会副会長岩尾一郎さん
「火事のことを忘れないように、 防災意識を持ちましょうということで火の用心を呼び掛けている」
この火災では光町の人たちの憩いの場だった此花温泉も焼けてしまいました。

それでも、全国から義援金が届けられるなど、支援の輪が広がったことで、火災の翌年に再建。此花温泉は今も住民同士の絆を維持する役割を担う地域にとって大切な場所となっています。火災から立ち直った光町。
それだけに住民たちは佐賀関の惨状には心を痛め、他人事とは感じられなかったそうです。
◆光町1区自治会副会長岩尾一郎さん
「非常に住宅が密集して火の回りが早かったという条件は私どもと同じだったのかな。私もわずかな額だが義援金を送らせてもらった。温かい志をもらうことで立ち直りができたということを経験しているので」「そういったことを忘れずに伝えていきたい」
火災から16年。別府市光町は多くの善意への感謝の思いも伝え続けます。
