大分市佐賀関の大規模火災 避難所閉鎖へ 発災後は最大で121世帯180人が身を寄せる
11月、大分県大分市佐賀関で起きた大規模な火災を受け、発生当時から現地に開設されていた避難所が、26日、閉鎖されました。
◆TOS梅田雄一郎記者
「佐賀関市民センター2階にあるこちらの部屋も避難所として使われていましたが、今はダンボールベッドなどが全て片付けられている」
11月18日の火災発生当時から1か月以上に渡って開設されていた佐賀関市民センターの避難所。閉鎖の日を迎え、26日はスタッフが片付けをしていました。
こちらには最大で121世帯180人が身を寄せていて26日午前7時時点で28世帯37人が避難していましたが、荷物を手に避難所を後にする人の姿が見られました。
◆避難所を出る人は
「やっと眠れる。畳に」
「普通通り生活できればいい。(夫と)2人だから」

◆足立市長
「最後の(避難者を乗せた)マイクロバスがでた後、17時に避難所を閉鎖したい」
大分市は26日の災害対策本部会議で避難所の閉鎖を正式に決定。
先ほど、午後5時をもって閉鎖されています。避難者は全員、次の住居は決まっているということです。
また、市の「災害対策本部」も26日付で廃止となっていて今後は「生活再建支援・復興本部」が取り組みを進めていきます。
