“アトツギ甲子園”出場者3人が知事に意気込み「若い人たちの思いしっかり表現したい」大分
大分県内ほとんどの小中学校で24日終業式が行われました。
11月、大規模な火災があった大分市佐賀関の小学校でも児童たちが2学期を振り返りました。
佐賀関小学校では全校児童およそ30人が集まり終業式が行われました。
式でははじめに高野雄一校長が11月発生した火災に触れ次のように話しました。
◆高野雄一校長
「みんな佐賀関のこと、佐賀関の人のことが大好きなんだなと思いました。佐賀関のために何かできないかな、 そういうことを古里のために考えてください」
12月、児童たちは被災者の力になりたいと募金箱を手作りしおよそ2週間に渡り県内11か所に置いてもらいました。
寄せられた多くの募金は自分たちで大分市に届けていて被災者に配られるということです。

ホームルームではこうした活動についても触れられていました。
◆先生
「皆さんの活動をメディアにも取り上げてもらって、そういうことが周りに広がって結果多くの支援が得られた。皆さんの優しい気持ちがたくさん集まったのが何よりの結果だと思う」
そして、この後、通知表が配られ児童たちはそれぞれの成績を見ながら2学期を振り返っていました。
◆6年生児童
「テストで高い点数が取れるように頑張った」
(Q募金活動について)
「少しでも被災した人たちが元の生活に戻れるようにと活動した」
◆6年生児童
「(冬休みの間に)料理をうまくなりたい。家族においしいって言ってもらいたい。募金で集まった義援金は佐賀関の人たちの生活をよりよくするために使ってほしい」
また、元気を届けようと大分トリニータのマスコットキャラクタ―、二―タンが学校を訪れていて児童たちは写真を撮ったりして楽しんでいました。
24日は県内の小中学校およそ340校で終業式が行われています。3学期は、ほとんどのところで1月8日から始まります。
