大分県の2026年の主食用コメ作付面積決まる 2025年実績より減少 農家の生産増などが要因 大分
大分県出身者として初めて総理大臣を務めた村山富市さんをしのぶお別れの会20日、大分市で営まれました。
参列した人たちに村山さんへの思いなどを聞きました。
◆足立大分市長
「温厚で飾らない人柄から多くの市民に愛され、トレードマークの長い眉毛、トンちゃんの愛称で親しまれました。その姿は今も多くの市民の心に刻まれています」
祭壇に飾られた笑顔の写真。
2025年10月、101歳でその生涯に幕を閉じた村山富市さんです。
お別れの会には親交のあった国会議員などが参列し花を手向け、村山さんをしのびました。

遺族代表としてあいさつしたのは、村山さんを支え続けた次女の中原由利さんです。
◆村山さんの次女 中原由利さん
「まだ僕に世のため人のためにできることはないかなあと、この年まで生きてこられたのは みなさんのおかげやなあと言っていた。まだまだみなさんにご恩返しがしたかったのだと思う」

村山さんについて参列した人たちは…
◆社民党 福島瑞穂党首
「政治に対して真剣に向き合い、とても優しい人だった」
◆自民党 岩屋毅前外相
「戦後どういう思いでみんなが国づくりを始めたかを一番大事にした先生だった。その思いを引き継ぐことが大切だと思う」
◆衛藤晟一元参議院議員
「巨星墜つという感じ。特に私は村山内閣実現のために一生懸命頑張った人間なのでつらい、悲しい」
◆広瀬勝貞元県知事
「人柄については大分県の皆さんもご存じの通り。気さくで私利私欲がなくてみんなのために一生懸命尽くす人だった」

お別れの会には一般の人も合わせて600人ほどが参列しました。
◆村山さんの次女 中原由利さん
「父も喜んでいると思う。こんなに人が集まったのかと言っていると思う。(皆さんに)頑張りよ、幸せにならんといけんよと言っているのでは」
また、21日からは大分市の荷揚複合公共施設に一般の人を対象にした献花台が設けられているほか、功績などを紹介するメモリアル展示も行われていて25日午後7時までとなっています。
