活火山の近くに住む小学生が噴火した時の避難方向など学ぶ 児童「対策しないといけない」大分
大分県大分市佐賀関で起きた火災は2日、発生から2週間となりました。
大分市は現在の避難所から2次避難所への移動などについての住民説明会を開催しました。
◆TOS山路謙成記者
「佐賀関市民センターの入口では住民説明会の受付が行われていて多くの人が並んでいる」
午後3時からの1回目の説明会にはおよそ110人が参加。市は、住宅の再建まで現在の1次避難所から3次避難所まで用意する考えを示しています。

2次避難所となるのがJX金属佐賀関製錬所の独身寮です。25部屋用意されていて利用料はかからず避難所が閉鎖されるまで住むことができます。1次避難所となっている市民センターに避難している人が対象で、3日から4日の午前中まで受け付けが行われ早ければ4日午後から入居可能だということです。
また、3次避難所となるのが公営住宅や民間アパートでこちらは2年間住むことができます。
合わせ100部屋ほど用意されています。公営住宅は12日には入居が始まる予定です。
◆市の担当者は
「いったん(地域の人と)離れてしまうが住宅再建のコミュニティをどうしていくかのためにも仮住まいの一時的利用をおねがいしたい」
また、災害ごみの受け付けが3日から市内2か所で始まることや公費で行う被災した家屋の解体、撤去を2026年1月から11月にかけて行う見通しが説明されました。
