【中継】避難所に別府温泉 25日から提供へ 大分市佐賀関大規模火災

2025年11月24日 20:40更新

大分県大分市佐賀関で起きた大規模火災は24日、発生から7日目を迎えましたが避難所には多くの人が身を寄せています。現場から中継で伝お伝えします。

◆TOS甲斐菜々子記者

佐賀関市民センターです。

正午時点で69世帯108人が避難生活を続けています。

24日午後からは移動式の温泉施設の設置作業が行われました。

避難所の駐車場に設置されたのは別府温泉に入浴できる移動式の温泉施設です。

こちらは2024年1月に起きた能登半島地震の被災地支援でも使われたもので男湯、女湯ともに同時に7~8人が入浴できるようになっています。

25日から利用でき、12月4日まで毎日、別府市の観海寺温泉から11トンの温泉を運んでくるということです。

支援の輪が広がる一方で長引く避難生活で被災者の今後の生活への不安は大きくなっていて自宅が全焼した男性は慣れ親しんだ佐賀関を離れずにこれからなんとか生活ができないか…と不安な表情で話していました。

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