大分市大規模火災 ドローンで熱源調査 130度以上の高温の箇所も確認

2025年11月20日 20:20更新

170棟以上の建物が焼け、甚大な被害が出ている大分市佐賀関の大規模な火災。発生から3日目となる中、未だ鎮火に至っていません。

 

 

◆TOS田邉智彦記者

 

「火災発生から24時間以上が経過。現場では現在、火が残っていないかドローンを使って熱源の調査が行われている」

 

 

 

県が19日夜、大分市や大分大学などと行ったのが火災現場での熱源調査。

 

 

赤外線カメラが搭載されたドローンを使って火災現場となった住宅地や隣接する山林などを調べ、温度が高い場所を確認したということです。

 

 

◆大分大学 鶴成悦久教授

 

「住宅街以外の山中にも延焼が広がったのでそういったところの中に、どの程度熱が残っているか、これが更なる延焼また再燃を引き起こすことがある。なかなか人間では分からないところがこれ(ドローン)でわかってくる」

 

 

 

 

 

火事があった市街地に隣接する山の一部をドローンの赤外線カメラを通して見ると50度以上を意味する白い部分が点在してるほか、赤で示された、130度以上の高温の箇所も確認されました。

 

 

19日夜の時点で火災発生から24時間以上たっていましたが、それでも高熱の状態が続いていて大火のおそろしさを感じます。

 

 

最新のニュース