「またか…」大分市佐賀関の大規模火災 30年前にも発生 住民からは更なる過疎化を心配する声
約170棟の建物が焼け、甚大な被害が出ている大分市佐賀関の大規模な火災。
発生から3日目となる中、未だ鎮火に至っていません。
火災があった大分市の佐賀関から現在の状況を中継でお伝えします。
◆柴田真里記者
大分市佐賀関です。風はそれほど強くありませんが、日が暮れて寒さが強まってきました。
そのような中でも消防などによる消火活動が続けられています。
火災が起きた現場はこの奥にあるんですが、少し距離がありまして、その様子を見ることはできません。
ただ大分市は、火災のあった住宅地やその周囲の山については鎮圧状態になったとしています。
それは延焼の恐れがほとんどなくなったことを意味しています。
また午後4時過ぎに、規制線の位置が約50メートル変更され、規制範囲が狭められました。
そして、この路地は車1台通るのが難しそうな道幅です。地元の方によると火災があった現場はこの道幅よりももっと狭い幅だったということです。かなり密集していたということがわかります。
地元の方々の一番の思いは「早く規制線の中に入って自分の家の状況を知りたい」ということです。
少しでも早く鎮圧・鎮火状態となり、規制線が解除されることが望まれます。