飲食店でカンピロバクター食中毒 焼き鳥や鳥のたたきなど食べた客が体調不良 1日間の営業停止 大分 

2025年11月08日 17:00更新

大分県中津市の飲食店で食事をした客5人が腹痛などを訴え、大分県が調査した結果、カンピロバクターによる食中毒だと断定しました。

県は店に対し、1日間の営業停止命令を出しました。

食中毒が発生したのは、中津市中央町の「焼き鳥 えにし」です。

県によりますと、10月30日に店で焼き鳥や鳥のたたきなどを食べた客5人が腹痛や下痢、発熱などの体調不良を訴えました。

このうちの4人からカンピロバクターが検出されたため、県は店が提供した食事が原因の食中毒だと断定しました。

県は店に対し、11月8日の1日間、営業停止命令を出しました。また、冷蔵設備や冷凍設備に温度計を備えるよう改善命令も行っています。

なお、店は11月6日から自主休業しているということです。

カンピロバクターによる食中毒は、食肉を調理する際の衛生管理が不十分だと発生する恐れがあるということです。

対策としては、調理器具の熱湯消毒や肉の十分な加熱、肉とほかの食品との接触を避けることなどを行う必要があるということです。

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