部下の女性職員への強制わいせつ罪で在宅起訴 元校長「一切行っていない」無罪主張 大分

2025年10月27日 17:00更新

部下の女性職員の胸を揉むなどした強制わいせつの罪に問われている大分県立高校の元校長の初公判が27日、大分地裁で開かれました。

 

 

元校長は起訴内容を否認し、無罪を訴えています。

 

 

 

 

 

強制わいせつの罪で在宅起訴されたのは、県立高校に勤務していた60歳の元校長の男です。起訴状や県教委によりますと、元校長は2023年4月、職場の歓迎会の後、大分市の路上で当時23歳だった部下の女性職員に対し、両腕をつかむ暴行を加え、服の上から胸を数回揉んだ罪に問われています。

 

 

大分地裁で27日開かれた初公判で、元校長は「そういった行為は一切行っていない」と起訴内容を全面的に否認しました。検察側は冒頭陳述で、元校長は歓迎会のあと、吐き気を催した女性に対し「教頭の車に乗って帰宅することを提案し、女性の自宅近くで2人で車を降り、居酒屋への入店を誘った」と説明。

 

 

 

 

 

「女性が『やっぱり気分が悪いので帰ります』と告げて店の外に出たところ、後を追って犯行に及んだ」と主張しました。

 

 

一方、弁護側は「元校長は家に帰るところを見届けただけで犯行に及んでいない。女性は酩酊状態で供述は信用性に欠ける」として無罪を訴えています。

 

 

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