県職員フレックスタイム試験導入始まる 174人が利用「妻の代わりに晩ご飯を」大分

2025年09月29日 18:30更新

家庭の事情などに合わせて柔軟に働けるように、大分県は職員が勤務時間を自分で調整できるフレックスタイム制の試験導入が29日始まりました。

 

 

県ではこれまで勤務時間は午前8時半から午後5時15分と決まっていました。

 

 

 

29日、試験的に導入されたフレックスタイム制では、一定の条件の中で、午前7時から午後10時までの間、職員が出勤時間や退勤時間を調整できます。

 

 

防災対策企画課の河野純宏さんは4人の子供を育てているため今回、制度の利用を決めたということです。

 

 

◆県防災対策企画課河野純宏さん

 

「妻の代わりにきょうは晩ご飯を作りに帰りたいなと思ってこの制度を活用させていただいています」

 

 

また、1日当たりの労働時間を伸ばすことで、週休3日とすることも可能です。

 

 

 

 

 

制度の対象となる職員はおよそ4300人で今回、そのうち174人が利用するということです。

 

 

◆県人事課 吉賀智彦さん

 

「柔軟にそして充実感を持って働ける環境にすることで、魅力を高めて人材の確保、そして定着に繋げていきたいと考えています」

 

 

フレックスタイムの試験導入は2026年3月までの予定です。

 

 

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