80代男性がオレオレ詐欺で150万円被害 追加の現金準備中に実の息子から連絡があり詐欺に気付く 大分

2025年09月23日 12:00更新

大分県津久見市に住む80代の男性が息子をかたったオレオレ詐欺で150万円をだまし取られる被害にあったことがわかりました。

警察によりますと9月19日、男性の自宅の固定電話に息子を名乗る男から電話がかかり、「証券のやり取りで300万円儲けた。税金が未納になっていて、自分の口座が凍結された。今日中に支払いをしないと逮捕される。300万円くらいどうにかならないか」などと言われました。

男性は、自分の子供が逮捕されると心配になり、その男に150万円を準備したことを伝えると、税理士事務所の者が代わりに取りに行くとのことだったので、待ち合わせ場所であるJR津久見駅に行き、その税理士事務所の者を名乗る男に現金150万円を手渡し、だまし取られました。

さらに翌日、さきほどの息子を名乗る男から「まだ100万円足りない」などと言われたので、現金の準備をしていたところ、実の息子から電話がかかり、詐欺と気がついたということです。

警察は「電話で金を要求する話が出た場合は詐欺を疑い、ひとりで判断せずに警察や家族に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

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