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コメの値上がりなど物価の高騰を受けて大分県別府市では、31日から子育て世帯にコメの無料配布を始めました。
◆山路謙成記者
「きょうから子育て世帯へのコメの無料配布が始まり早速、市民が受け取りに訪れている」
別府市では物価の高騰による市民の経済的な負担を和らげるため18歳未満の子供がいるおよそ8800世帯を対象に1袋3キロのコメを無料で配ります。
配布されるのは2024年収穫された九州産ヒノヒカリでおよそ30トンが用意されています。
31日から配布が始まり配布場所の小学校には引換券を持った市民が早速、交換に訪れていました。
◆市民
「子供も小学5年生だが結構食べ盛りで 消費量も増えているのでありがたい」
◆市民
「(夏休みの期間は)給食も無いので助かる」
◆子ども
「肉と一緒に(コメを)食べたい」
事業費は2億4000万円あまりで、このうちおよそ1億円は国の臨時交付金で残りは市の基金が活用されています。
◆長野恭紘別府市長
「市民が苦しい時だからこそ基金を取り崩してでも市民生活に寄り添うとそういう思いでやってきている。小さいことかもしれないがその思いを市民の皆さんには分かってもらえるのではないかと思っている」
子育て世帯へのコメの無料配布は31日から8月23日まで行われます。
また、そのほかの一般家庭およそ5万4000世帯にはコメの購入補助として1世帯あたり2640円分の全国共通で使える商品券を10月をめどに配布する予定です。