津波注意報解除も大分市などの海水浴場は31日も遊泳禁止 海の便は午後から通常通りに 大分

2025年07月31日 18:50更新

カムチャツカ半島付近で発生した地震を受けて大分県内に出されていた津波注意報は31日午前に解除されました。

 

 

 

ホーバークラフトなど海の便は午後から通常通りの運航となっています。

 

 

30日発生したロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする地震では佐伯市松浦で午後9時24分に20センチの津波を観測。

 

 

別府港でも午後4時25分に10センチの津波が観測されるなどしました。

 

 

県内では豊後水道沿岸と瀬戸内海沿岸に津波注意報が出されていましたが31日午前10時45分に解除されました。

 

 

◆気象庁担当者

 

「津波注意報は解除されているが 引き続き津波は観測されている 海に入っての作業、海水浴、磯釣り等を行う際にはまだ津波が観測されていることを踏まえて注意してもらいたい」

 

 

安全の確認や漂流物の調査のため大分市の田ノ浦ビーチや別府市の関の江海水浴場では31日も遊泳が禁止されています。

 

 

 

 

 

一方、大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトは31日午後から通常運航となりました。

 

 

◆TOS山路謙成記者

 

「津波の影響で欠航していたホーバークラフトが運航を再開させるということでターミナルには出発を待つ人の姿が多く見られる」

 

 

◆東京からの観光客

 

「これに乗るためだけに来た。とりあえず予定通り出そうでほっとした」

 

 

◆大阪からの観光客

 

「きょうも欠航だったらバスで空港まで行こうと思っていた。早く着くことができるのでバスに比べるとありがたい」

 

 

国道九四フェリー宇和島運輸フェリー、オレンジフェリーも津波注意報の解除を受けて31日午後からは運航が再開されています。

 

 

最新のニュース