JR由布院駅「開業100周年」記念セレモニー 観光地の玄関口として大きな役割果たす 大分

2025年07月30日 12:00更新

国内外から訪れる多くの観光客を迎え入れてきたJR由布院駅。

 

 

29日開業100周年を迎え記念のセレモニーが行われました。

 

 

 

1925年7月29日に「北由布駅」として開業し29日、100周年を迎えた由布院駅。

 

 

駅では記念式典が行われJR九州の古宮社長や由布市の相馬市長などがその歴史を祝いました。

 

 

29日は地元の小学生や関係者など100人が参加して開業100周年のロゴマークがラッピングされた特急「ゆふいんの森2号」の出発式も行われました。

 

 

◆参加者は

 

「由布院駅100周年でみんなを見送ることができてよかった」

 

 

「いろんな人が来てほしいし湯布院を観光してほしい」

 

 

1950年には「由布院駅」へと名前を変え、1990年には大分市出身の建築家・磯崎新さんが設計した新しい駅舎が完成し、現在の姿になりました。

 

その歴史を見つめてきたのは地元の観光振興に長年尽力してきた旅館、亀の井別荘の中谷健太郎さんです。

 

 

 

 

 

◆亀の井別荘 相談役中谷健太郎さん

 

「(駅を)地域と結べばいいんだから思いっきりやろうと磯崎さんとこんなところで一杯飲みながら大分のアーティストと一緒に由布院駅のイメージをまとめていった」

 

 

現在の駅舎になってからはより多くの観光客が訪れるようになり観光地の「玄関口」として大きな役割を果たしていると話します。

 

 

◆亀の井別荘 相談役中谷健太郎さん

 

「列車が来て大分に繋がり博多に繋がる。ワクワクする列車の旅が生まれた今もそれが機能している」

 

 

開業100周年記念のロゴマークがラッピングされた特急列車は9月15日まで運行する予定です。

 

 

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