「世界かんがい施設遺産」 大分県竹田市の用水路が登録へ 1663年に造られた城原井路など21本 

2025年07月25日 19:40更新

歴史的価値の高い農業用水路などが認定される「世界かんがい施設遺産」に大分県竹田市の用水路が登録されることが決まりました。

 

 

竹田市役所では記念のセレモニーが行われ、関係者などおよそ50人が登録を祝いました。

 

 

 

「世界かんがい施設遺産」は農業の発展に貢献し、建設から100年以上が経過した水路やため池などの施設が登録されます。登録が決まったのは、竹田市内にある21本の用水路で、1663年に造られた城原井路などいずれも江戸時代から大正時代に完成しています。

 

 

市によりますと、起伏に富んだ地形に水を引いた高い技術が評価されたということです。

 

 

 

 

 

◆竹田市・土居市長

 

「今回認定が決まった知らせはスタート地点だと思っている。竹田市の農業、観光、そして教育等にいかしていきたい」

 

 

2025年9月に正式に登録される予定です。

 

 

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