【参院選】当選から一夜明け 立憲・吉田忠智さん「前に進めていきたい」物価高対策の早期実現に意欲 大分
参議院議員選挙は20日投票と開票が行われ、大分選挙区では立憲民主党・元職の吉田忠智さんが当選しました。
【大分選挙区の開票結果】
▼吉田 忠智さん (立憲・元):20万7250票
▼白坂 亜紀さん (自民・現):19万3277票
▼野中 しんすけさん(参政・新):10万6687票
▼安倍 正雄さん (誠真・新): 1万3104票
▼二宮 大造さん (N党・新): 9308票
定数1の大分選挙区では立憲民主党・元職の吉田忠智さんが20万7250票を獲得し、自身として初めて選挙区での当選を果たしました。次点は自民党・現職の白坂亜紀さんで19万3277票。また、参政党・新人の野中しんすけさんが10万6687票。そして、日本誠真会・新人の安倍正雄さん、NHK党・新人の二宮大造さんと続いています。
2023年の補欠選挙で白坂さんに341票という僅差で敗れた吉田さんは今回雪辱を果たし、およそ2年ぶりの国政復帰です。
◆吉田忠智さん(立憲・元)
「生活者のみなさんの、働く皆さんの声が大きく反映できる政策を前に進めるチャンスが訪れた」
一方、白坂さんは自民党への逆風が強まる中での選挙戦となったことも響き、議席を守ることができませんでした。
◆白坂 亜紀 さん(自民・現 )
「皆様には力強く応援をしていただきましたが、 このような結果になってしまいました。心からお詫び申し上げます」
また、参政党の野中さんは敗れたものの、10万を超える票を集め、躍進しました。
◆野中しんすけさん(参政・元)
「参政党の勢いを、この大分県でもしっかり示すことができた選挙戦だったと思う」
大分県内の投票率は58.98%で、前回2022年の参院選を6ポイント上回っています。