【参院選】「激戦区」の大分選挙区 閣僚に党幹部 大物議員が続々と応援に
投開票まで残り4日となった参院選についてです。
大分選挙区には、5人が立候補しています。
15日までの4日間に行われた情勢調査の結果に、TOSの取材を加味した選挙戦終盤の情勢をお伝えします。
参院選大分選挙区に立候補したのは、届け出順に
自民党 現職の白坂 亜紀候補(58)
参政党 新人の野中 しんすけ候補(38)
政治団体「日本誠真会」新人の安倍 正雄候補(46)
政治団体「NHK党」新人の二宮 大造候補(54)
立憲民主党 元職の吉田 忠智候補(69)
以上の5人です。
TOSと読売新聞は7月12日から15日にかけて電話とインターネットで参院選の情勢調査を行い、県内2039人から回答を頂きました。その調査結果にTOSの取材を加味した選挙戦、終盤の情勢です。
大分選挙区では立憲民主党・元職の吉田忠智候補がややリードし、自民党・現職の白坂亜紀候補が激しく追いかけています。
吉田候補は立憲民主党支持層のおよそ9割、共産党支持層の7割近くを固めています。
国民民主党支持層ではおよそ3割にとどまる一方、無党派層の支持は2割以上と、5人の中で最も高くなっています。
年代別でみると、幅広い層から支持を得ています。
白坂候補は自民党支持層の7割半ば、公明党支持層の7割近くを固めています。
一方、無党派層からの支持はおよそ1割にとどまっています。
年代別では70歳以上の4割近く、50代と60代からそれぞれおよそ2割の支持を得ています。
参政党・新人の野中しんすけ候補は参政党支持層のおよそ8割を固めたほか、国民民主党支持層からも3割以上の支持を得ています。
年代別では、18歳~29歳と40代から多くの支持を得ていて、割合はそれぞれ2割ほどとなっています。
政治団体「NHK党」新人の二宮大造候補と政治団体「日本誠真会」新人の安倍正雄候補はともに支持の広がりを欠き、厳しい戦いです。
ただ、今回の調査では3割近くの有権者が投票先を明らかにしておらず、今後、情勢は変わる可能性があります。