【参院選】「激戦区」の大分選挙区 閣僚に党幹部 大物議員が続々と応援に

2025年07月16日 19:30更新

7月20日に投票と開票が行われる参議院議員選挙。1人区の大分選挙区は全国の中でも「激戦区」とされていて、閣僚や党の幹部が次々と応援に入っています。

  

参院選大分選挙区に立候補したのは、届け出順に

  

自民党 現職の白坂 亜紀候補(58)

参政党 新人の野中 しんすけ候補(38)

政治団体「日本誠真会」新人の安倍 正雄候補(46) 

政治団体「NHK党」新人の二宮 大造候補(54)

立憲民主党 元職の吉田 忠智候補(69)

以上の5人です。

 

 

 

◆小泉進次郎 農水相

 

「日本一の接戦区に参りました。大分で白坂さんが勝てるかどうかで、 政治が混迷をするかどうかが決まる。混迷させてはいけない。何とかして勝たなければいけない」

 

 

現職・白坂亜紀候補の応援のため、自民党は閣僚クラスの応援弁士を次々と大分に送り込んでいます。

 

12日、大分市にやってきたのは小泉進次郎農林水産大臣です。備蓄米の放出に関する野党の姿勢について小泉大臣は、「与党のあら探しにエネルギーを割いている」と批判。「日本を前に進められることは何かを常に考える自民党こそ、国のかじ取りをする力がある」と訴えていました。

 

 

◆自由民主党・野田聖子 衆議院議員

 

「男性と女性が半々いて、初めて国は成り立っていく。日本は女性の人口の方が多い。そういう中で、肝心の国会で女性の声が届いていない」

 

 

また、白坂候補の応援には知名度のある女性議員も駆け付けていて、9日の佐伯市での集会では野田聖子衆議院議員が支持を呼びかけていました。

 

 

 

◆立憲民主党 小川淳也 幹事長

 

「今回の参議院選挙は、政権選択の選挙である。 その心意気で頑張りたいと思っている。どうぞ吉田忠智、今一度皆さま、大分から送ってください。よろしくお願いします。これほどの人物は、なかなか永田町にはいませんから」

 

 

一方、野党系の議席の奪還を目指す立憲民主党は吉田忠智候補の応援のため、連日、党の幹部を大分に送り込んでいます。

 

公示後、最初の日曜日となった6日には、小川淳也幹事長が大分市で演説を行いました。小川幹事長は、自民党の裏金問題を引き合いに出し、政界が金にまみれているようでは「政策がゆがむ」と批判。「国民生活に直接成果の出る政策実現に取り組む」と、立憲民主党への支持を呼びかけていました。

 

 

◆立憲民主党 辻元清美 代表代行

 

「自民党のやってることは、2万円配るのと備蓄米を配ることだけじゃないか。もう一度私たち頑張ります」

 

 

また、立憲も知名度のある議員を大分に送り込んでいて、12日は辻元清美代表代行が大分市で吉田候補への支持を呼びかけていました。

 

 

 

◆参政党 神谷宗幣 代表

 

「日本人ファーストと言ってるでしょ。 意味は、国民の暮らしをちゃんと立て直したいということ。今回の選挙は大分で野中しんすけが出ています。 野中しんすけに一票を入れてください。国のために見返りなくやろうとしている。 その思いにぜひ皆さんの期待をかけていただきたい」

 

 

一方、政党支持率を伸ばしている参政党は、大分選挙区に野中しんすけ候補を擁立しています。

 

 

11日には、神谷宗幣代表が公示後初めて大分市を訪れ、マイクを握りました。この中で神谷代表は、参政党の政策への支持を訴えるとともに「8割の人が投票に行けば政界に地殻変動が起き、日本が変わる」と呼び掛けていました。

 

 

 

 

このほか、大分選挙区には政治団体「NHK党」の二宮大造候補と、政治団体「日本誠真会」の安倍正雄候補の2人も立候補しています。

 

 

 

 

 

参院選の投票と開票は7月20日です。

 

 

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