“夜間中学”シンポジウム 尾畠春夫さんの姿も「ノーイングリッシュだから勉強するのが楽しみ」大分

2025年06月03日 18:30更新

2026年4月に開校する大分県内初の夜間中学は4日から入学者の募集が始まります。

 

 

それを前に3日、大分市でシンポジウムが行われました。

 

 

夜間中学は様々な理由で十分な義務教育が受けられなかった人の学び直しの場として全国で設置が進んでいます。

 

 

 

県内では2026年4月に大分市の爽風館高校内に開校する予定です。

 

 

3日は市内でシンポジウムが開かれ熊本の夜間中学の卒業生などがその魅力を説明しました。

 

 

◆熊本の夜間中学卒業生

 

「(先生が)1人1人気を付けて声をかけてくれるから1年間ものすごい楽しかった」

 

 

会場にはスーパーボランティア尾畠さんの姿も。農業を本格的に手伝うことになり小学5年で学校に通えなくなったそうです。

 

 

 

 

 

◆尾畠春夫さん

 

「英語なんかまったくノーイングリッシュだから勉強出来たらいいかなと思って」

 

 

「前から勉強したいと思っていた。勉強するのが楽しみ」

 

 

夜間中学の授業料は無料で定員は35人程度です。

 

 

4日から電話で入学希望を受け付け、随時面談をして入学者を決定するということです。

 

 

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