「九重観光ホテル」経営会社 民事再生手続き開始申し立て コロナ禍で売上激減 地熱発電事業も断念 大分

2025年06月03日 18:30更新

大分県九重町にある「九重観光ホテル」を経営する会社が民事再生手続きの開始を申し立てました。

 

 

負債総額はおよそ29億6300万円です。

 

 

 

大分地裁に対し3日破産せずに事業の再生を図る民事再生手続きの開始を申し立てたのは、九重町で「九重観光ホテル」を経営するまきのとコーポレーションです。

 

 

ホテルは1956年に開業し、修学旅行など学校行事の宿泊を積極的に受け入れ、安定した経営を続けていました。

 

 

しかし、学校の課外活動の減少に伴い、売上が減少。その減少分を補おうと、地熱発電事業も手掛けていました。

 

 

 

 

 

しかし、コロナ禍で温泉旅館事業の売上が激減したうえ、新たなに開発に乗り出した地熱発電所は必要な蒸気が得られず、2025年4月に開発を断念しました。

 

 

負債総額はおよそ29億6300万円です。

 

 

支援の意向を示している会社があるということでホテルの営業は継続していくということです。

 

 

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