30代女性が100万円の詐欺被害 警察官名乗る男「あなたが犯罪グループの金を持っている疑いが」大分

2025年05月28日 12:40更新

大分県佐伯市に住む30代の女性が警察官をかたったオレオレ詐欺で100万円の被害にあったことが分かりました。

警察によりますと5月24日、女性の携帯電話に警視庁の警察官を名乗る男性から電話があり「宮城県警が犯罪グループの主犯格を逮捕したところ、あなた名義の口座を持っていることが分かった。宮城県警の捜査員に電話を繋ぐ」などと言われました。

その後、宮城県警捜査第二課の警察官を名乗る男性に代わり、その男性からLINEのビデオ通話に誘導され、「犯人が持っているあなた名義の口座の入出金が多いので、あなたが犯罪グループの金を持っている疑いがある。指定する口座に金を振り込めば、紙幣番号から犯罪に使われている金か調べる」などと言われ、女性は無実を証明するため、その男性が指定した口座に100万円を送金し、だまし取られる被害にあったということです。

警察は「警察官が捜査等の名目で金銭を要求することや、SNSで連絡することは絶対に無い。警察官を名乗る人物から金を要求されたら、それは詐欺なので警察に連絡してほしい」と注意を呼び掛けています。

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