大分県庁でカルガモの「親子」が散歩 カメラマンが遭遇 日本野鳥の会県支部「安全な場所へ移動する習性」
◆梅田雄一郎記者
「午後3時前です。捜査員が山本容疑者の自宅からダンボールを持って出てきました」
大分市の指名競争入札を妨害した疑いで23日、大分県警に逮捕されたのは自民党所属の大分市議会議員、山本卓矢容疑者(45)です。
また、同じ容疑で大分市内の造園工事業「ヒロセ」の社長、広瀬幸一容疑者(85)と、その娘でヒロセの取締役、阿南美幸容疑者(59)も逮捕されています。
警察によりますと、山本容疑者は、去年5月に大分市が行った指名競争入札において、市の職員から聞き出した秘密事項の予定価格10数件を阿南容疑者に教え、このうち2件を「ヒロセ」に落札させた疑いが持たれています。
「ヒロセ」が落札したのは公園などの除草業務委託事業で、落札価格はどちらも予定価格に近い価格でした。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
山本容疑者は大分市議会の自民党会派に所属していて、2023年の補欠選挙で初当選。25年2月の選挙で再選し、現在2期目です。
警察は複数の市の職員などから話を聞くなど事件の動機や詳しい経緯などについて捜査を進めています。