死体遺棄の疑いで大分市の57歳の男逮捕 容疑認める 自宅から白骨化した遺体 警察は身元の特定急ぐ

2025年05月15日 19:50更新

大分市の自宅に遺体を遺棄した疑いで15日、この家に住む57歳の男が逮捕されました。遺体は男の母親とみられていて警察が身元の特定を進めています。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは大分市大平の無職、小野忠浩容疑者57歳です。

警察によりますと小野容疑者は去年10月から12月の間に、自宅の床下に死体を遺棄した疑いが持たれています。

小野容疑者は93歳の母親と2人暮らしでした。

去年12月、別の事件を捜査していた警察が小野容疑者の自宅を訪れたところ、母親が不在で小野容疑者は「母親は先ほどまで家にいた」と話したということです。

母親と連絡が取れないため親族が警察に行方不明届を提出。

その後、捜査を続けた警察は、15日、自宅を捜索。床下から白骨化した遺体が見つかったということです。

調べに対し、小野容疑者は「遺棄したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は白骨化した遺体が行方不明になっている93歳の母親とみて、身元の特定を急ぐとともに遺棄した原因などを詳しく調べています。

最新のニュース