詐欺の罪に問われた大分県警元巡査 初公判で起訴内容認める 検察「オンラインカジノで借金重ねた」 

2025年05月14日 12:30更新

他人に譲渡する目的で金融機関に口座を開設させた罪に問われている大分県警の元巡査の女の初公判が14日開かれ、女は起訴内容を認めました。

詐欺の罪に問われているのは、大分東警察署生活安全課の元巡査、安達明音被告27歳です。

起訴状によりますと安達被告は2024年12月、他人に譲渡する目的で金融機関の口座を開設させた罪に問われています。

大分地裁で14日に行われた初公判で安達被告は、起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で「2023年11月ごろからオンラインカジノにのめりこんでいき、借金を重ねた」「2024年8月ごろからはオンラインカジノにつぎ込む金を捻出するため銀行口座を売るなどしていた」などと指摘しました。

県警は4月25日付で安達被告を犯罪収益移転防止法違反や賭博の疑いで大分地検に追送検し、懲戒免職としています。

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