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介護の悩みや不安などを共有出来る場所にしてもらおうと、13日宇佐市で男性介護者を対象にした集いが開かれました。
宇佐市で13日開かれた「男性介護者のつどい」には認知症の家族を介護している人など7人が参加しました。
宇佐市ではこの会を9年前から年に2回開催していて男性介護者のみを対象とした取り組みは大分県内では宇佐市のみだということです。
参加者たちは家族の症状や介護の方法など日ごろ、相談しづらい悩みを話し合っていました。
◆参加者
「きょうはじめて来ていろいろ意見を聞いて大変役に立った」
「近所の人に妻のことを隠すわけじゃないけどなかなか話す気分になれない。聞いて助けられることもあるし自分の言っていることを相手が分かってくれたら」
宇佐市ではこの会を11月にも開催する予定で「悩みを抱え込まず介護について様々な情報に触れるきっかけにしてもらえたら」と話しています。
2022年に厚生労働省が行った調査によると、家庭内で介護をする人は女性が7割、男性が3割となっています。
ただ、県の高齢者福祉課によると男性の介護者は女性に比べて地域との繋がりが薄く相談相手がいない場合が多いため孤立しやすい環境にあるといいます。
また、認知症の人やその家族からの電話相談を受け付けている「認知症の人と家族の会」の県支部によると介護の悩みや精神的な不安を打ち明けたいという相談のほか男性の場合は、家事全般に不慣れな人が多いことから食事や入浴などについて相談が多いということです。
県内では家族の会のほかにも介護の悩みを受け付ける相談窓口として、「県高齢者総合相談センター 097-558-7788」などが設置されていて県は「悩みを抱え込まず気軽に相談してほしい」としています。