20代男性が190万円の詐欺被害「副業サイト」きっかけにLINE追加、アンケートに回答で 大分

2025年05月12日 16:10更新

大分県大分市に住む20代の男性が約190万円をだまし取られる特殊詐欺の被害にあったことが分かりました。

警察によりますと2025年4月28日、男性は副業サイトを閲覧し、そのサイトに表示されたLINEアカウントを追加したところ、さらに別のアカウントに誘導され、副業に関する説明を受けた後アンケートに答えました。

そして5月1日、男性の携帯電話に「050」から始まる電話番号から着信があり、男から「AIが自動的に選んでくれる商品を仕入れ、それを高く売ることで利益が得られる。副業を行うためにはAIツール費用や副業サポートなどがセットになったプランに入会しなければならない」などと言われたということです。

翌日、別の男から再び着信があり、「ローンの申請を行い、融資されたお金をプラン費用として送金してもらわなければならない」などと言われました。

そのことを信じた男性は、相手の指示に従い、暗号資産取引アプリをインストールし、そのアプリから合計4回にわたって暗号資産約190万円分を相手が指定した口座に送金し、だまし取られる被害にあいました。

警察は「金が絡む電話やメールは詐欺を疑ってほしい。怪しいと思ったときは、すぐに家族や警察に相談を」と注意を呼び掛けています。

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