名物「武者行列」が城下町を練り歩く 火縄銃の砲術披露も きつきお城まつり 大分
2025年は戦後80年です。終戦の年の5月5日に、アメリカ軍の爆撃機が墜落した大分県竹田市の現場で5日、犠牲者を追悼し平和を願う法要が営まれました。
1945年の5月5日、アメリカ軍のB29爆撃機が日本軍の戦闘機「紫電改」と交戦し、竹田市の山中に墜落。両国の兵士を追悼するため、墜落した場所に1977年に建てられた慰霊碑が「殉空之碑」です。慰霊碑の前では、毎年5月5日に平和を願って追悼法要が行われています。
戦後80年となる2025年も、県の内外から約40人が参列し、亡くなった日米の兵士に黙とうを捧げました。法要を主催した実行委員会の後藤英一会長は、「ことしは戦後80年の節目を迎え戦争のない平和な世界を目指す重要な時期になる」とあいさつし、平和の実現に向けて決意を新たにしていました。