大分銀行 初任給引き上げへ 大卒で1万円アップの27万円に 人手不足で売り手市場の就活続く… 大分

2025年04月28日 17:00更新

大分銀行は来年春に入行する行員の初任給を4年連続で引き上げると発表しました。

 

これにより大卒の総合職の初任給は1万円アップし月額27万円になるということです。

 

 

 

大分銀行は28日、2026年4月から新入行員の初任給を引き上げると発表しました。

 

転居を伴う異動がある総合職について大卒の新入行員は1万円アップし月額27万円に、大学院卒業では2万円アップの月額28万円になるということです。

 

 

引き上げの理由については、「優秀な人材の確保」や「若手行員の意欲向上」を挙げています。

 

 

大分銀行が初任給を引き上げるのは4年連続で、採用担当者は「興味を持ってくれる学生の裾野の広がりを感じている」と話しています。

 

 

 

 

 

さまざまな業種で人手不足が叫ばれ、学生優位の売り手市場が続く就職活動。

 

優秀な人材を獲得するため、初任給を引き上げる企業が増えています。

 

 

こちらは、県内の大学新卒者の初任給の推移を示したグラフです。

 

2017年に平均19万8000円だった初任給は、2024年は21万7000円と、この7年で2万円近くアップしました。

 

 

 

 

 

帝国データバンクが2月、 全国の企業を対象に実施した調査によりますと、2025年4月入社の新卒社員の初任給について、7割以上の企業が「引き上げる」と回答。

 

引き上げ額は平均で9114円となっています。

 

 

全国的に広がる、初任給引き上げの動き。

 

県内でも人材確保に向けた企業側の取り組みが続いています。

 

 

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