新たな巡視艇「せきかぜ」披露 5か国語表示の電光掲示板や夜間撮影カメラなど最新の設備 大分

2025年04月24日 18:40更新

大分海上保安部に新しい巡視艇が配備され、24日記念の式典が開かれました。

 

 

 

◆TOS児玉直輝記者

 

「先月から海上保安部に導入された巡視艇せきかぜ、最新の設備をのせて大分の海の安全を守ります」

 

 

大分海上保安部は全長20.6メートル、重さ26トンの新たな巡視艇を配備しました。

 

 

名前は「せきかぜ」。

 

 

およそ30年間にわたって活躍し、2025年2月に役目を終えた先代の巡視艇から受け継ぎました。24日は大分市で、新たな「せきかぜ」を披露する式典が開かれました。

 

 

 

 

 

備えられている設備としては夜間でも撮影できるカメラや停船命令などを5か国語で表示できる電光掲示板、感染症の患者を隔離できる救護スペースなどがあるということです。

 

 

◆巡視艇せきかぜ水口 慎也船長

 

「海上における海難救助、海上の犯罪取り締まりなどに役立てていきたい」

 

 

「せきかぜ」は周防灘から日向灘までの海域で、犯罪の取り締まりや人命救助にあたるということです。

 

 

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