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運送業界の人手不足を解消しようと、大分県別府市で自衛官を対象にした大型トラックやバスなどの運転体験会が行われました。
◆TOS佐々木理人記者
「自衛官が大きな車体に乗り込んでいきます。場内では運転の体験会が行われています」
体験会は23日別府市で行われ、大型一種免許を持った自衛官などおよそ30人が参加しました。
県内では運送業の人手不足が深刻な問題となっています。九州運輸局は自衛官に定年後の再就職先として紹介することでドライバー不足を解消しようと、2024年から体験会を開催しています。参加した自衛官たちはドライバーから指導を受けながら場内で大型トラックやバスなどの運転に挑戦しました。
◆参加者は
「なかなかいい経験をさせてもらった」
「元々退職した後は輸送系の仕事をしようかと思っていた」
◆九州運輸局大分運輸支局西山淳 首席運輸企画専門官
「人手不足、運転手不足というのは危機的状況。(自衛官の方は)運送業界にとっても魅力的な方々、即戦力ということで自動車運送業に興味を持っていただく」
九州運輸局では「今後も継続的に興味を持ってもらえる機会を作っていきたい」としています。