小中学生の休暇取得「4日から5日」へ拡充 保護者の4割が要望 別府市が2023年導入“たびスタ”

2025年04月23日 18:50更新

別府市は小中学生が平日に家族旅行などをした場合に学校を欠席扱いにならない「たびスタ」休暇について4日から5日に拡充したことを発表しました。

 

 

 

◆長野恭紘別府市長

 

「土日を挟んで最大9連続休暇の取得が可能となり海外や遠方への旅行など『たびスタ』休暇をさらに利用しやすくなりました」

 

 

23日の会見で長野市長は、年度内に取得できる「たびスタ」休暇を2025年度から5日間に拡充すると発表しました。

 

 

別府市では観光関係の仕事に関わる保護者が多く、週末に一緒に過ごせない子どもたちが多いとされています。

 

 

 

 

 

別府市では2023年、小中学生が家族旅行などで平日に学校を休んでも欠席扱いとならない「たびスタ」休暇を導入しました。

 

 

市によりますと、2025年1月、保護者にアンケートした結果、およそ4割がたびスタ休暇を増やすことを望んだことから、市は拡充することを決めたということです

 

 

長野市長は「子どもたちの多様な経験、見識を深めるとともに地域経済の活性化、雇用の安定につながることを期待している」と話しました。

 

 

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