大分県独自の学力調査 結果はどう生かされている?「毎週1回作文を書く」など各学校の良い取り組みを公表

2025年04月22日 18:50更新

大分県内の小学5年生と中学2年生を対象にした県独自の学力調査が22日実施されました。

 

 

これは県教育委員会が県内の小学5年生と中学2年生を対象に毎年行っているものです。

 

 

 

先週は小学6年と中学3年を対象に全国学力テストも行われましたが、さらに学習状況を把握し指導の充実に繋げるためこの調査は県独自で実施されています。

 

 

2025年度は県内ほとんどの小中学校365校でおよそ1万8000人が参加しました。

 

 

科目は小学5年生が国語、算数、理科、中学2年生が国語、社会、数学、理科、英語となっています。

 

 

また普段の生活習慣などの調査も5月、実施されるということです。

 

 

結果は7月末ごろから8月上旬にまとまり、全ての教科の平均偏差値が2年連続で50以上となった学校名と取り組みなどが公表される予定です。

 

 

 

 

 

この県独自の学力調査、結果はどのように生かされているのでしょうか。

 

 

県教育委員会のホームページですが、全ての教科の平均偏差値が2年連続で50以上となった学校の取り組みが公表されています。

 

 

その中から事例をご紹介します。

 

 

日田市の桂林小学校が児童の文章表現力を高めるために行ったのが、100文字程度の作文を書くことです。

 

 

毎週1回、15分間、テーマを設定して、取り組みました。

 

 

2016年度から全学年で実施し、短時間で自分の考えをまとめる力の向上につながっているということです。

 

 

また、問題を解く際にはどのような考え方をしたかについてもノートに書き残すようにしています。

 

 

それを教師が見て指導しているということです。

 

 

最新のニュース