大分県の5市長選 新人2人現職3人が当選 佐伯市は初の女性市長誕生へ 豊後高田市は全国最高齢市長に
「ミニ統一地方選」で大分県内では任期満了に伴う5つの市長選挙などが実施されました。結果をまとめてお伝えします。
現職と新人あわせて4人で争われた佐伯市長選。
開票の結果、新人の冨高国子氏が現職の田中利明氏などを破り、初当選を果たしました。佐伯市では初の女性市長誕生です。
◆佐伯市長選で初当選 新人 冨高国子氏
「佐伯で初めて女性市長を誕生させてくれた佐伯市民すべての皆さんに感謝しかない」
「小さな風が皆さんの力で、大きな風になって風通しの良い佐伯のまちになると思う」
現職の引退表明で、新人同士の三つどもえの戦いとなった宇佐市長選。市政の刷新を訴えた後藤竜也氏が制しました。
◆宇佐市長選で初当選 新人 後藤竜也氏
「新しい市政を作ってほしいという思いが今回の勝利につながったと考えている」
「豊かで活気のある宇佐市にしたい」
3つの市長選では現職と新人の一騎打ちに。このうち豊後高田市長選は、現職の佐々木敏夫氏が453票差で接戦を制し、3期目の当選です。
◆豊後高田市長選で当選 現職 佐々木敏夫氏
「82歳という高齢の私が皆さんのおかげで立派に当選できたことを皆さんに感謝申し上げる」
現在82歳の佐々木氏は近く全国最高齢の市長となる見通しです。
◆竹田市長選で当選 現職 土居昌弘氏
「期待に応えるためにも懸命にこれからの4年間頑張っていく所存。引き続きお力添えをよろしくお願いいたします」
竹田市長選は、現職の土居昌弘氏が2倍近くの票差で新人を破り、2期目の当選です。
◆豊後大野市長選で当選 現職 川野文敏氏
「なんとしても自分の手で公約を実現する。その思いでこの4年間を頑張っていかなければならないという思い」
豊後大野市長選は、現職の川野文敏氏が大差で新人を退け、3期目の当選を果たしています。