「自由に楽しめる場所」 大分県立美術館 開館10年 周年企画展では...
大分県別府市在住の伝統工芸士が夫婦岩をテーマにした竹工芸品を市に寄贈し、感謝状が贈られました。
別府市に寄贈された竹工芸品は、縦60センチほど、横がおよそ1メートル50センチで佐伯市の豊後二見ヶ浦など全国の夫婦岩を参考にして作られたということです。
制作したのは別府市在住の伝統工芸士油布昌孝さんです。
油布さんは、地元の子どもたちに竹工芸への関心を持ってもらおうと、2025年2月に作品を別府市美術館に寄贈。
そして9日、別府市の長野市長から感謝状が贈られました。
◆伝統工芸士 油布昌孝さん
「なんでこんなものが出来たんだというその辺のでき方、若い人がこれを見て何か感じてもらえれば」
真竹を様々な角度から編み込む「夜多羅編み」という伝統技法を用いたこの作品は当面の間、別府市美術館に展示されるということです。