地元の市民団体が陸上自衛隊大分分屯地にミサイル配備中止を申し入れ 攻撃対象となるリスク高まると訴え

2025年03月21日 18:40更新

反撃能力を持つ長射程ミサイルについて、政府が九州への先行配備を検討しているとして、21日、地元の市民団体が陸上自衛隊に配備中止を求める申し入れを行いました。

 

 

 

長射程ミサイルの配備中止の申し入れを行ったのは大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会です。

 

 

21日はおよそ20人のメンバーが陸上自衛隊大分分屯地を訪れ、申し入れ書を手渡しました。

 

 

申し入れ書では、地対艦ミサイル連隊が配置されている熊本市の健軍駐屯地や3月末に部隊の配置が予定されている湯布院駐屯地に長射程ミサイルが先行配備される可能性が懸念されるとして、配備計画の撤回を求めました。

 

 

 

 

21日開かれた会見の中では市民団体は長射程ミサイルの配備は「抑止力」にはならず攻撃対象となるリスクが高まると訴えました。

 

 

◆大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会池田 年宏さん

 

「私たちはどの地域から配備しようとこのミサイルの配備には反対」

 

 

団体は21日、県と大分市にも同様の申し入れ行っています。

 

 

最新のニュース