「未来への道を歩んでいく」私立高校で卒業式 135人が旅立ちの日 大分
江戸時代の火事で焼失したとされる大分県大分市の府内城が、仮想空間「メタバース」で復活します。
人気オンラインゲームのフィールドに府内城が採用され29日から公開されるのを前に、企画した会社が記者会見を開きました。
◆おおいた未来まちづくり渡辺翔太代表
「府内城のメタバースを通じて何かしら大分にとっていいことを一緒に取り組んでいけたら」
人気オンラインゲーム「フォートナイト」のステージとして府内城を復活させたのは、大分の街づくりに取り組む「おおいた未来まちづくり」と東京のゲーム制作会社「モンドリアン」です。「フォートナイト」はオンライン上に集まったプレイヤーが参加して対戦などを楽しむゲームです。
今回作られた府内城は2チームに分かれて戦う陣取りゲームなどのモードで、フィールドとして利用でき、資料をもとに、忠実に復元されているということです。
その一方で、アイテムとしてシイタケやカボスといった大分の特産品も登場するほか、城内に温泉があるなどゲームならではの遊び心も。
おおいた未来まちづくりの渡辺代表は「ゲームを通じて郷土愛を育てたり観光の促進などに繋げていきたい」と話しています。
フォートナイトでは、29日から府内城のフィールドで遊ぶことができます。