バンドマン辞めて家業継ぐ「祖父との思い出の菓子・ビスマンを守る」きっかけは1本の電話【GUSH!】
中国などの国や地域では29日、旧暦の正月にあたる春節です。これに伴い28日から大型連休が始まっていて、大分県内もアジアから訪れる多くの観光客でにぎわいを見せています。
28日から春節に伴う8連休が始まりました。中国政府の発表によるとこの8連休や前後、あわせて40日間で過去最多の90億人が移動するとみられています。
県内屈指の観光地由布市湯布院町では…
2024年、中国から訪れた宿泊客数は前年比2倍以上に
◆TOS梅田雄一郎記者
「春節に合わせた大型連休が始まり、こちらにも中国などからの観光客が大勢訪れています」
湯の坪街道でも午前中から道路は人であふれ、にぎわいを見せていました。
◆観光客は
「ホテルの滞在はとても良かったし人々はとても温かい」
(Q:湯布院で楽しみは)
「旅館、旅館。温泉」
県の観光統計調査によりますと、2024年、中国から訪れた宿泊客数は7万7728人で前の年と比べて倍以上に増えています。県の担当者は「最近は中国からの観光客も伸びていて、春節でより訪れることに期待したい」と話しています。
春節の半年前から予約している人も
一方、別府市のホテルでは、春節の連休期間中は予約で満室となっています。
◆観光客は
「日本旅行いいなと思って夏は北海道で冬は別府にしようと夏に決めました」
観光客は春節の半年前から予約している人もいて、連休中、中国からは30組以上の予約が入っているということです。
◆MURE Beppu 浜本雪菜さん
「年末年始は日本の方の宿泊が多かったんですけど、それが落ち着いてから海外の宿泊のお客様が増えました」
主に中国人を対象とした旅行代理店によりますと、中国ではコロナ禍が落ち着き日本が海外旅行先で一番の人気だということです。
◆新広実業大分事務所 常文静さん
「大分だとやはり別府温泉、湯布院あたりが認知度があって特に春節の辺りは個人旅行者が多くて」
また、中国側の日本へのビザの手続きが、2023年から簡単になったことも日本の人気を後押ししているようです。
◆新広実業大分事務所 常文静さん
「やっぱり便利だなっていう直感があるんですね。お客さんが来たら必ず買い物か食事とかするので、私は旅行会社としてすごく期待をしております」
コロナ禍から徐々に戻りつつある中国人観光客。春節期間中は県内の観光地でもさらなるにぎわいが期待できそうです。
日本のお菓子の人気が高い
「春節」について詳しく見ていきます。中国や韓国など東アジアの国では旧暦の正月「春節」を盛大に祝う風習があります。2025年の春節は1月29日。28日は日本で言う大晦日にあたり、中国では28日から2月4日まで8連休となっていて、多くの人が旅行を楽しんでいます。
「春節」というと、中国人観光客のいわゆる「爆買い」をイメージする人もいるのではないでしょうか。
しかし、インタビューした旅行会社の常さんによりますと、最近は「爆買い」ではなく日本の人気商品を事前にSNSで調べて、買い物を楽しむ人が多く、パッケージがかわいいなどの理由から日本のお菓子の人気が高いということです。