「今年は巳年、一皮むけて」矢の当たり具合で1年の運勢を占う伝統の“二目川百手祭り” 大分 

2025年01月20日 16:40更新

大分県大分市では弓で放った矢の当たり具合で、ことし1年の運勢を占う伝統の「二目川百手祭り」が行われました。

 

 

 

 

大分市横尾の二目川地区に伝わる「二目川百手祭り」は室町時代に始まったとされ、大分市の無形民俗文化財にも指定されている新春の伝統行事です。

 

毎年1月20日に行われ、的をめがけて弓で矢を放ち、その結果で1年の運勢を占います。

 

 

 

 

 

地区の住民が毎年持ち回りで務める「頭人」と呼ばれる祭主の家が会場となり、ことしは小野隆さん自宅で行われました。

 

 

◆二目川百手祭り 頭人小野隆さん

 

「(ことしは)吉でいいんじゃないですかね。今年は巳年ですから一皮むけて皆さん頑張ってくれるんじゃないかと思います」

 

 

的に矢が当たると縁起が良いとされ、その年は五穀豊穣や無病息災で過ごせると言われています。

 

矢が的に当たるたびに大きな歓声が上がっていました。

 

 

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